まみずハルカの文章

まみずハルカが綴るエッセイポエム小説日常詩〜

いつかの花火

信じられないほどアナログな花火を見に色々な人がやってくる。 夫婦に連れられた小さい子。 それの大きさや色を説明する子。 ベビーカーでスヤスヤ眠る子。 「トイレ行きたい」と連呼する子。 浴衣を着た中学生は、花火そっちのけで足を急がせる。 屋台で食…

ファミリーレストラン

脈略のない汚れは猟奇的な絵に見える。 目を瞑って浮かび上がるのは今日見た人間たち。 ちょうど昨日体得したはずの真人間は、今日に限って通用しなかった。 環境が変われば、自分も変われる。裏を返せば、昔の環境に飛び込むと自分は元に戻るのだ。言動も正…

意識の程度

家から帰ると、クーラーがついていた。正確に言うと、つけっぱなしにしていたのだ。今までは、そんなミスをするような「うっかりさん」ではない。 歯車が狂うという言い回しはかっこいいが、少しおおげさかもしれない。ほんの少し今までの自分と違う感覚がす…

前触れ

カップ麺にお湯をいれ体感3分待ってから、蓋を開ける。 割り箸を割っていつものように麺をすくい上げる。 ストップ。私はその麺をちょうど30秒見つめていた。 何を考えるでもない。ただ、その黄色い麺を無心に目に入れてた。 当然にすること・スムーズに…

私と所属

時間とともに、周りが同類の者になっていくという話は聞いたことがある。小さい頃よりも、どんどんコアになっていく。よく周りにいる5人の平均が自分と言われる。が、これは子供にはあてはまりにくいと思う。性格や家庭環境が違えど、仲良くなる可能性があ…

羞恥心と表現

強くなるためにすっぴんで街を闊歩する。 道に人の姿がないから、ランウェイと仮定して闊歩する。 目的地はスーパーマーケット。 買いたいものは特にない。 着いたら、美味しくなさそうな菓子パンを買うに違いない。 レジには新人のイケメン店員が研修中なん…

公開する壁

大好きなブログでさえ私の1%も書いていない公開する壁はやはり大きい見せれない自分は時が経つにつれて増えるばかり 掘り下げたくない話題は山ほどある いつかもっともっと時間が経ってこの壁が崩壊する日が来るのだろうか 時間が解決してくれるなんてこんな…