まみずハルカの文章

まみずハルカが綴るエッセイポエム小説日常詩〜

エッセイ

魔の時間

何度も巡って来る魔の時間。急に、今までやって来たことに興味がなくなり、私自身のことが理解できなくなる瞬間。私は何がしたいのか、何をしたら人に喜ばれるのか社会に貢献できるのか、自分が楽しめるのか。そのどれか一つでも満たされるものが見つかれば…

境界線〜海の公園〜

境界線の恐怖。所属に適したキャラを演じる。それは、所属の数の分だけ存在する。それが交わるであろう空間に恐怖を覚えるのが私の常だった。例えば、繁華街の道。クラスメイトと遭遇するかもしれない。家族と出会うかもしれない。バイト先の人に声をかけら…

バイアス

ふと思い返すと、私はずっと斜に構えすぎていたなと思う。外的なものを真っ向から受け入れるのを阻み、「将来、何に役立つだろう」とか「今の私には必要ない」とか否定したり、それを全力でやってる人を蔑もうとする心のエネルギーが働いていたなと。でも、…

猶予期間2

猶予期間。期間があって義務がある。自由に見えてとても窮屈。他の事をやるのは許されない。かといって、やらなきゃいけないことは気が進まない。何をするにもそのことが心に渦巻いて、100%には楽しめない自分がいる。その許しだとか、楽しむことの裁量はど…

誤解耐性

世界が自分を理解してくれないと思うのは自分自身が「リアルの自分を」曝け出さないことから始まる。と言っても、本音を言うのは怖い。人を馬鹿にする自分も、みんないなくなってしまえば良いと思っている自分も心のどこかに存在しているからだ。その本音は…

ナチュラルな映画

「リップヴァンウィンクルの花嫁」のCocco、「かもめ食堂」の片桐はいり、「めがね」のもたいまさこ、「勝手に震えてろ」の松岡茉優。 カメラを向けられているのに、人間味溢れる演技。いや、演技というか日常以上に自然で圧倒される。私はどうだろう。カメ…

雨が降ったら頑張れる

雨は降ってほしい時に降らない。こんなにも、私は涙を流しているのに空は雨粒一つ落ちる気配がない。今の感情なら静かな雨でも激しい雨でも雨とつくものならなんでも似合うはずなのに。そしたら、ノスタルジーに浸れたり、悲劇のヒロイン気分を味わえるって…

自由な閉塞感

自分で求めることが大切だと人は言う。主体性があって自立できている人に憧れると人は言う。私は、何でも自分で決めてきた。そして、行動してきた。なのにどうして、満足感が得られないのだろう。どうして、こんなにも疲労感が蓄積するのだろう。きっと「何…

私と所属

時間とともに、周りが同類の者になっていくという話は聞いたことがある。小さい頃よりも、どんどんコアになっていく。よく周りにいる5人の平均が自分と言われる。が、これは子供にはあてはまりにくいと思う。性格や家庭環境が違えど、仲良くなる可能性があ…