まみずハルカの文章

まみずハルカが綴るエッセイポエム小説日常詩〜

バイアス

ふと思い返すと、私はずっと斜に構えすぎていたなと思う。外的なものを真っ向から受け入れるのを阻み、「将来、何に役立つだろう」とか「今の私には必要ない」とか否定したり、それを全力でやってる人を蔑もうとする心のエネルギーが働いていたなと。でも、今更気づく。私が間違っていた。裏の裏をかきまくっても、世の真理が変わることはほとんどない。ましてや、自分が重要視していないことについて真理を変える力は私にはない。変えることができた限られた天才でさえ、その道に命を燃やして達成できたのだから。だから、素直にそれ自体の成り立ちとか本質から抜けた思考に陥るのは、自分の学びの種類を単一的なものにしているに過ぎないのだ。だから、ポジティブ思考をしないといけない。どんなに、つまらなそうな事柄でも無理やり面白みを見つける。まずは、その練習だと思ってやってみるのも良いかもしれない。自分の心のバイアスを解き放った時、意外にもその事柄を楽しめるようになるかもしれない。「批判的に物事を見ることが大事」と言われる時代。それは、創造力の根源になるとされているからだ。でもそれは、多大なエネルギーを消費し私たちを疲弊させる。だから、「ここぞの時」だけでいい。全部やってたら、逆に単一思考になってしまう。ネガティブおばさんおじさんになりかねない。現状に向き合う。嘆いても何も変わらないから。嘆く前に何も考えず現状を受け入れよう。そう、何も考えず。