まみずハルカの文章

まみずハルカが綴るエッセイポエム小説日常詩〜

教室

放課後

誰もいない教室

消しきれてない黒板

落ちてる鉛筆

貼られた時間割

 

先生の広い机

私たちの狭い机

夕焼けの空

そこを飛ぶカラス

明け放れた窓

誰もいない校庭

生きている私

 

机に立つ

大人の目線

初めての感覚

机の質感を感じる素足

伝わる冷気

発熱している体

 

教室の中で

血が通った

滞っていた血が

激しく流れ出した

 

いなかった私が

正体を現した