まみずハルカの文章

まみずハルカが綴るエッセイポエム小説日常詩〜

貧血系酸欠女子

イヤホンからの音が遠のく

視界が狭くなっていく

 

揺れに対抗する体力が残っていない

手すりに捕まる元気もない

 

このまま視界が減り続けたら

意識を失うことは分かる

私の中の時間という概念が崩壊する恐怖

 

しゃがみ込んで目を固くつむる

ゆっくりとゆっくりと時間の感覚を呼吸とともに整える

 

大丈夫

視界が少し戻ってきた

 

いつもの変わらぬ風景と何かが変わった私が釣り合わない