まみずハルカの文章

まみずハルカが綴るエッセイポエム小説日常詩〜

都会の中の公園

都会の中のぽっかり空いたオアシス

そこだけが時間が動いているようにも止まっているようにも見えた

 

炎天下の中で日焼けを気にしないで走る子供

眩しさのあまり顔をしかめながら何かを見ているおじいさん

見たくもない携帯の画面を手持ち無沙汰に見ているお姉さん

 

どれもこれも今の私ではないけど

過去と未来の私だった

 

人は変われど、そこには必ず空間があった

人は変われど、懐かしい空気は同じだった

 

ここで毎日傍観している私は、それを壊さない

その光景を目に映し、脳で認識しているだけなのだ

 

騒がしい車の音も鮮やかな広告もない

人工的な公園に自然の旋律を感じる

 

一息も二息もつきたいほどの浸透力

失われるはずもないあの日