まみずハルカの文章

まみずハルカが綴るエッセイポエム小説日常詩〜

鎮まる川

マンションからこぼれる

微かな光が

水面を照らす

 

太陽が差していた頃

それは波打ち

キラキラ反射して

私に感動を与えていた

 

波は静まり返り

光を反射するものは

何もない

 

それはガラスのように

そして

凍った湖のように

時を止まらせた

 

部屋には人がいるのに

誰一人として外に

出て来る気配がない

 

その日の川は

いつの日か

本来持つべき自己顕示欲が消失した

 

若者に見えた